前回の記事では、林間合宿から神野事件までを振り返りました。
今回は、その後の仮免試験とデクとの決闘について語っていきます。
この編は、かっちゃんが初めて本心をさらけ出す、最も重要なエピソード。何度見ても涙が出そうになります。
※この記事は前回の続きです。まだ読んでいない方はこちらから! ▶【僕のヒーローアカデミア】爆豪勝己の魅力を語る|林間合宿〜神野事件編までを徹底解説※途中からネタバレあり
※この先、ネタバレを含みます。
まだ『僕のヒーローアカデミア』を読んだことがない方は、まずこちらの記事をチェック! ▶ 【僕のヒーローアカデミア】あらすじと魅力を徹底解説!初心者向けガイド
仮免試験 – 試験の失敗と焦燥感
オールマイト引退後、ヒーロー仮免許試験が行われる。この試験に合格すれば、仮免許を持ってヒーロー活動ができるようになる重要な試験だ。
勝ち抜け戦 – 切島と上鳴とのチーム
最初は勝ち抜け戦。かっちゃんは切島、上鳴と一緒に行動していた。かっちゃんに2人がついてきた形だ。
そして士傑高校の肉倉と戦うことになる。肉倉はかっちゃんのヒーロー像に反しているという理由で、1年A組、特にかっちゃんに目をつけていたらしい。雄英高校の品位を貶めているとかなんとか。
確かにかっちゃんの発言は品位に欠けて見えたりするよね。でもそれがかっちゃんの本質じゃないって、この後の展開で分かるんだけど。
繊細な個性コントロール
戦いの中で肉倉の個性による攻撃を食らうことになる。その時、上鳴に自分の装備(手榴弾)を渡す。
上鳴はその手榴弾と自分の武器を使い、肉倉に攻撃を与えることに成功。上鳴はかっちゃんが上鳴や切島に攻撃が当たらないよう調整しながら個性を使用していたことを分かっていた。
冷静な部分も理解していて、こうやって対等な立場で良いところを理解してくれる人が増えていて嬉しいね。
かっちゃんの繊細な個性コントロール。味方に攻撃が当たらないように、ちゃんと調整している。こういう細やかな配慮ができるのに、普段は荒っぽく見える。このギャップが本当にいい。
そして上鳴が、それをちゃんと分かっていてくれている。対等な立場で、かっちゃんの良いところを理解してくれる仲間が増えている。この関係性の変化が嬉しい。
切島への影響
かっちゃんと切島が復活して肉倉を倒したあと、上鳴は他の肉倉により抑えられていた状態から復活した参加者に対してびびっているけど、切島は強気な表情をしていて、かっちゃんっぽいというか良い影響を与えているんじゃないかなって思う。
切島の強気な表情、本当にかっちゃんっぽい。かっちゃんと一緒にいることで、切島も強くなっている。良い影響を与え合っている関係って、本当に素敵だ。
救助訓練での失敗
勝ち抜き戦は終わり、次は救助訓練。またも切島と上鳴がついてきているの面白い。この3人組、すっかり定着してる。
分かってはいたけど、かっちゃんは言葉がきついからだいぶ救助には向いていなかった(笑)。
結果としてその部分で減点を食らい、仮免試験には落ちてしまうことになる。
かっちゃんの弱点が、ここで露呈した。戦闘能力は文句なし。でも、救助には言葉遣いや態度も重要。そこでつまずいてしまった。
デクだけが先に進んでいく
合格している人ばかりだった中で、かっちゃんは落ちてしまった。デクだけが先に進んでいく。
その焦燥感は、計り知れないものがあっただろう。
今まで常にトップを走ってきたかっちゃんが、初めて大きく躓いた。しかもデクが合格している。自分だけが取り残される。
この状況が、どれだけかっちゃんを苦しめたか。想像を絶するものがある。
デクとの決闘 – 積もり積もった感情の爆発
渦巻く様々な感情
神野事件を経て、かっちゃんの中には様々な感情が渦巻いていた。
オールマイトの引退。デクの急速な成長。そして自分がヴィラン連合に拉致されたことで、オールマイトが引退に追い込まれたという罪悪感。さらに仮免試験にも落ちてしまい、デクだけが先に進んでいく。
いろいろな思いが地理に積もって、感情の行き場が分からなくなってずっといろいろなことを考えていたんだと思う。
オールマイトの引退は自分のせいだ。デクはどんどん強くなっていく。自分は試験に落ちた。全部が全部、かっちゃんを追い詰めていた。
この苦しさ、本当に伝わってくる。感情の行き場がない。誰にも言えない。どうしていいか分からない。
決闘の申し込み
積もり積もった感情が限界に達したかっちゃんは、デクに決闘を申し込む。
この場面のかっちゃんは、今までの強気な態度とは全く違う。
戦いを申し込むシーンは大声で脅すのではなく、真剣に「デクの何がオールマイトに個性を譲渡させたまでしたのか確かめさせてほしい」と伝えていた。
この真剣さが、もう涙が出そうになる。いつもの強気なかっちゃんじゃない。本当に苦しんでいる、本当に知りたいと思っているかっちゃんがそこにいる。
その思いを受け止められるのは自分だと思い、デクは戦うことにした。
初めて見せた本心
雄英の敷地内で始まる、夜の決闘。2人は全力でぶつかり合う。
決闘の中で、かっちゃんは初めて本心を吐露する。感情を剥き出しにして、泣きながら叫ぶ。
オールマイトを終わらせてしまった罪悪感。自分の弱さへの苛立ち。デクがオールマイトに認められていること。そして自分の後ろを歩く存在だったのに、今では自分が追うようになっている事実。
「どんだけ突き放してもついてきて、何もなかったのに俯瞰したような目で見てきて、見下ろしてきて、本気で追い抜こうとしてくるのが目障りだった」
デクに対する複雑な感情、自分の弱さ。すべてが溢れ出した。
この場面、本当に何度見ても泣ける。今まで絶対に見せなかった弱さを、全部さらけ出している。
かっちゃんにとって、どれだけ勇気がいったことか。どれだけ苦しかったか。どれだけ辛かったか。
全部が、この叫びに込められている。
デクも本音をぶつける
デクもかっちゃんに本音をぶつける。2人は全力でぶつかり合い、最後にはかっちゃんが勝利する。
でもこの勝利は、今までの勝ちへのこだわりとは違う意味を持っていた。
勝ち負けじゃない。この戦いは、お互いの本音をぶつけ合うための戦いだった。感情を吐き出すための戦いだった。
だから、勝ったけど、いつものような達成感はない。ただ、少しだけ心が軽くなったような、そんな表情をしている。
オールマイトとの会話
その後オールマイトが来て、かっちゃんの本音とデクとの関係について話をする。
口の悪さはずっとあるけど、冷静でオールマイトとデクの都合もしっかり理解している。
ここのかっちゃん、本当に素晴らしい。感情を吐き出した後だから、冷静に話ができる。オールマイトの事情も、デクの立場も、ちゃんと理解している。
口は悪いままだけど、心は成長している。この変化が、たまらなく愛おしい。
関係性の変化
戦いの後、2人の関係は少しだけ変わった。
助けて勝つ、と、勝って助ける。二人のヒーローとしてのスタイルは違うけど、それぞれから学ぶべきところがある。
ちゃんとライバルとして向き合えるようになった。
お互いを認め合い、ライバルとして切磋琢磨していく。この関係性が、本当に熱い。
今まではライバルというより、一方的な関係だった。でも今は違う。対等なライバルとして、向き合えるようになった。
大きな転換点
かっちゃんにとって、この決闘は大きな転換点だった。
自分の弱さを認め、感情を吐き出し、前に進むための第一歩を踏み出した。
ここから、かっちゃんはさらに成長していく。弱さを認めたからこそ、より強くなれる。感情を吐き出したからこそ、前を向ける。
この決闘があったからこそ、かっちゃんは本当の意味で成長できたんだと思う。
まとめ
仮免試験からデクとの決闘編では、かっちゃんの人間臭さが最大限に描かれた。
試験の失敗、積もり積もった感情、初めて見せた本心、そして関係性の変化。
特にデクとの決闘は、かっちゃんというキャラクターを語る上で絶対に外せないエピソード。
いつも強気で、弱音を吐かないかっちゃんが、初めて本心をさらけ出した。泣きながら叫んだ。自分の弱さを認めた。
この姿が、どれだけ勇気がいったことか。どれだけ苦しかったか。
でも、それを乗り越えたからこそ、かっちゃんはさらに成長できた。デクとの関係も変わった。前に進むための第一歩を踏み出せた。
この成長が、本当に素晴らしい。
続きの記事について
この決闘を経て、かっちゃんとデクの関係は新たな段階に入ります。
次の記事では、仮免補講からインターン編、そしてさらなる成長を遂げていくかっちゃんの姿を語っていきます。
特にインターン編以降は、かっちゃんの「ヒーローとしての在り方」が大きく変わっていく重要なエピソード。
続きが気になる方は、ぜひ次の記事もチェックしてください。
▶ 爆豪勝己の魅力を語る【仮免補講〜インターン編】- さらなる成長と変化
※次回記事は近日公開予定です。お楽しみに!


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